育毛の第一歩はシャンプーから
シャンプーの目的は、
頭皮の汚れを落とすことです。
毛髪自体はお湯だけで約80%の汚れが落ちます。
シャンプーは
頭皮を清潔にするために使います。
毛髪自体の汚れは
頭皮を洗う過程で落ちますので、ことさらにもみ洗いしたりする必要はなく、お湯で洗ったあとにシャンプーをあわ立てるくらいの感じでさらっと洗えば充分です。(スプレーや油脂製品などを大量に使用する人はまた別ですが、育毛の観点からはスプレーの大量使用自体を考え直してみる必要がありそうです。)
頭皮は
皮脂で覆われています。
正常な皮脂膜は、有害な細菌の繁殖や侵入を防ぎ、皮膚の保水性も保ってくれる頭皮の
バリアです。
この髪や頭皮を保護してくれる(正常な)
皮脂膜も、酸化すると頭皮や毛根にダメージを与えたり、細菌の繁殖をまねいたりします。
それらを防ぐには毎日きちんと(お湯)
洗髪することが大切です(シャンプーは2日に1回程度で充分です。乾燥肌の人は洗髪自体を2日に1回程度におさえてください)。
ただし、
過剰な洗髪で皮脂を取りすぎると、人間の体は足りなくなった分を補おうとしてより一層の皮脂を分泌するようになります。
洗えば洗うほど、脂ぎった頭皮になるということです。髪を守るための行為が、髪を失う原因になりかねません。
シャンプー(
洗髪)は皮脂をなくすことが目的ではなく、汚れの混じった古い皮脂だけを取り除くことが目的であることを忘れないで下さい。
女性で脱毛、薄毛に悩む人の多くが
頭皮にトラブルを抱えています。
自分に合ったシャンプーを使って、
正しいシャンプー方法によって行うことが重要です。
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