『
男性型脱毛(AGA)』は、
男性ホルモンが大きな影響を及ぼしています。
髪の毛は毛根の
毛母細胞で作られます。そしてこの毛母細胞に髪の成長に関する指令を出すのが
毛乳頭です。毛乳頭は指令を出すと同時に血管から受け取った栄養を毛母細胞に送り出す働きもしています。
他方、この毛母細胞の成長が乱れる原因を作るのは男性ホルモンの
テストステロンです。ただし、テストステロンのままであれば髪の成長にほとんど影響を与えません。
ところが、男性の場合は頭頂部や額の生え際に近い部分の毛乳頭には『
特殊な酵素』が存在しており、この酵素が
テストステロンを
デヒドロテストステロン(DHT)に変化させてしまいます。
デヒドロテストステロン(DHT)は毛乳頭内の受容体と呼ばれるタンパク質と結合し、毛母細胞に「毛髪の成長を止めろ」という信号を出してしまうのです。
こうして、男性は、頭頂部や額の生え際など『
特殊な酵素』の多いところから髪が薄くなっていくのです。
いっぽう、女性の場合、
女性ホルモンが、男性ホルモンに含まれるテストステロンがこの『
特殊な酵素』と結びつくのを防いでいます。
さらに、女性の場合は、『
特殊な酵素』が、男性のように一定の場所に固まっておらず、頭皮全体にまばらに分布しているのです。
そのため、
女性ホルモンが優勢なうちは、たとえデヒドロテストステロン(DHT)が作られたとしても、薄毛はそれほど目立たないのです。
しかし、年齢を重ねて
女性ホルモンが減ってくると、
デヒドロテストステロン(DHT)が毛根そのものの機能のおとろえを誘発することになるのです。
さらに、最近の研究で、デヒドロテストステロン(DHT)によって毛母細胞の活動が抑制されると
頭皮の血流が
低下することが分かってきました。
髪の薄い男性の頭皮の血流は通常の人に比べ平均で2割程度、低いという結果が出ています。
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このように見てくると、
女性が男性型脱毛を克服するには、もともと持っている武器である
女性ホルモンの働きを活発にし、加えて
頭皮の血行をよくすることに尽きるといえそうです。
とすれば、男性型脱毛であっても
女性の育毛には、
他の原因の場合と同じようなケアをしていくことが大切だといえるでしょう。
そこで、わたしは、
育毛サプリメント(飲む育毛剤)の活用をおすすめします。
大豆イソフラボンをはじめとした、女性ホルモンの働きを助け、頭皮の血行をよくする成分を含むものや、
MSM(メチル・スルフォニル・メタン)といって毛母細胞の活動を再活性化する成分を含むものなどがあります。
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